“名古屋城本丸御殿は、尾張藩主の住居かつ藩の政庁として慶長20年(1615年)、
徳川家康の命によって建てられました。昭和5年には、天守閣とともに城郭として初めて国宝に指定され、屈指の名城として知られていましたが、昭和20年の
空襲により建物すべてを焼失。復元が待ち望まれた本丸御殿は、平成21年から
復元工事が始まり、平成30年6月に完成公開を迎えました。
ようこそ、名古屋城本丸御殿へのチラシより”
外観はこちら↑近世書院造の建造物で、総面積3,100㎡、13棟の建物で構成されています。
本丸御殿に入る前にテントの列に並んで、注意事項の映像をみます。
建物を傷つけないように荷物は体の前に抱えて持つなどです。
障子が破れているところがありましたので、ぶつけないように
気を付けていました。
映像を見終わったら出入口へ進みます。
玄関で靴を脱いで靴は下駄箱に預けてます。
素足、ストッキングの方はスリッパを履いてくださいとのことです。
私は靴下を履いていたのでスリッパは借りませんでしたが、
板の間を歩きますので結構冷えました(>_<)
冬はスリッパを借りたほうがいいのかな?
玄関:一之間(18畳)、二之間(28畳)の二部屋あり訪れた人が通され、
対面を待つ殿舎で、一之間には床や違い棚もついていて、
四周の壁や襖には、竹林や勇猛な虎や豹などが描かれた金地の障壁画
『竹林豹虎図』が飾られています。
表書院:正式な謁見に用いられた、本丸御殿内で一番広大な建物。
上段之間(15畳)、一之間(24畳半)、二之間(39畳)、三之間(39畳)、戸之間(24畳)
の五部屋からなり、江戸時代には広間と呼ばれていたそうです。
上段之間は徳川義直が着座した部屋で、床と違い棚、付書院、帳台溝といった
正式の座敷飾りを備えています。
(正直どこからどこまでがどこなのか・・・とにかく広くて絢爛豪華ですw)
対面所:藩主が身内や家臣との私的な対面や宴席に用いた建物。
上段之間(18畳)、次之間(18畳)、納戸一之間(24畳)、納戸二之間(24畳)の
四部屋からなり、上段之間と次之間の障壁画は「風俗図」と呼ばれ、
京都や和歌山の四季の風物や名所が描かれています。
鷺之廊下:対面所と上洛殿を結ぶための廊下で、寛永11年(1634年)に上洛殿と共に増築されました。長押(なげし)の上まで障壁画が描かれるのが寛永期の特徴です。
上洛殿:1634年(寛永11年)の三代将軍家光の上洛に合わせて増築された建物で
上段之間(15畳)、一之間(18畳)、二之間(22畳)、三之間(21畳)、松之間(20畳)
納戸之間(10畳)の六部屋。襖絵・天井板絵や、豪華絢爛な彫刻欄間、飾金具等で
彩られ、贅の限りを尽くしていました。
梅之間:将軍をもてなす役割に任じられた尾張上級家臣の控えの間として使われた部屋です。上洛殿と共に寛永11年(1634年)に増築されました。
下御膳所:長囲炉裏がそなえられており、料理の配膳や温めなおしのための建物だと考えられています。
上御膳所:配膳や温めなおしのための場所ですが、上段之間、上之間、御膳場の三部屋でなり、下御善処より格式が高いそうです。
車寄:将軍など正規の来客だけが上がる、本丸御殿への正式な入口です。
唐破風屋根をいただく堂々たる外観で本丸御殿の中でも最も太い柱が使われています。
めちゃゴージャスなこの箱はなんでしょう?
名古屋城天守閣木造復元募金箱とあり上には募金投入口があります。
募金箱までゴージャスw
この募金箱は平成31年4月に寄贈されたとあります(写真では寄贈先のお名前が見えなかったです(__)
本丸御殿音声案内ガイド(日本語、英語、中国語、韓国語)
歴史や見所などを紹介しています。
料金は1回100円 貸出場所:本丸御殿内受付
今回は音声ガイドもボランティアのガイドさんもお願いせずに見学してまわりました。ここが何かの説明は看板に書いてあることを読んでいましたが、音声ガイドとか使ったことがないので、どんな感じなのか借りてみればよかったなと後から思いました。
サラッと説明を読んでの見学ですが、絢爛豪華な建物は見るだけも十分楽しかったです。
こんなキラキラな場所に住んでたら私は落ち着かないなって、住めるわけもないんですけど、そんなことを思いながら写真を撮りまくってきました(#^.^#)
ここを出ると、ミュージアムショップで金のファイルが買いたくなる!?かもですね(^_-)-☆
金シャチ横丁について書いていますのでよろしければご覧ください(#^.^#)
名古屋城に本丸御殿を見学に行ってきました①はこちらです(#^.^#)
内容は変更になる場合がありますのでご確認くださいね(#^.^#)
ではではまたマハロ~(@^^)/~~~
素晴らしいですね!
襖絵や天井も美しいですが、
あんなに豪華な欄間は初めて見ました。
いくら図面が残っていても、
あんなに精密に美しく再現するのは、
持てる技術を総動員した!という感じですね。
復元事業に携わった方々のご苦労にたいして、
心から敬服します。
後世に残る芸術…ぜひ見に行きます。
モチロン大好きなミュージアムショップでの
お買い物も楽しみです。
凄く綺麗だったので
いっぱい撮影しちゃいました(^^♪
現地でみるともっと豪華ですよ~